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山道具のあれこれ

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2018/02/04

テムレスは使える

Tweet ThisSend to Facebook | by 山歩き愛好者
 山歩きをする人たちの間で「便利」と話題のショーワグローブ株式会社のテムレスを使ってみた。作業用防水手袋として、これは役に立つ。雪かき用の手袋として、今まで使っていたビニール手袋(ショーワの耐油グローブ)よりも圧倒的に蒸れが少ない。山道具としても使えるか、と言われると、「条件が揃えば便利に使えて実用性があります」。値段を考えると「最強」と言ってもよいかもしれない(あくまでも、値段の割にという条件つきです)。
  • ゲレンデスキーで使ってみました。テムレスのLLサイズにインナーとして、モンベルのシャミースの薄い手袋込みです。とても便利でした。写真を撮ったり、金具をさわったりとか、手袋をはめたまま操作できます。山頂の標高が800mくらいのローカルスキー場なので、べた雪で濡れますが、手袋への水漏れ皆無でした。蒸れも問題ありません。
  • ただし、リフトに乗っているときは、指先が冷たく感じます。標高が高くて雪質のよい寒冷地の本格的スキー場では、凍傷の恐れもあって危険です。
  • この手袋は、サイズが小さめです。私は、モンベルの手袋はMサイズがだいたい合います。テムレス単体では、Lサイズがちょうどよい大きさです。テムレスのLLサイズでも、インナーとして使えるのは極薄の手袋だけです。中厚のフリースの手袋をインナー用にしようとすると、最もサイズが大きいLLのテムレスでも小さくて全くはめられません。
  • 防寒テムレスは、3Lサイズまであるようです。テムレスは、LLまでしかラインアップがありません。防寒テムレスのように内部にボアがあるタイプの防水手袋は、濡れてしまうと乾きが遅くて困るような気がします(防寒テムレスは、近くに在庫がある店を知りません⇒最近、ワークマンで見つけました)。
  • テムレスは、山歩きでは、まだ使ったことがありません。薄いプラスチック素材で指先が効くので、わかんのつけはずしとかは、テムレス+インナーをはめたままの状態で作業できそうです。その他、雪山での作業(雪上訓練での穴掘り、テント設営、昼食用ベンチ作成?)には最適です。登りで汗をかくときの蒸れがどの程度かはわかりませんが、ゴム手袋(実際はポリウレタン)として水に手をつっこんでも濡れない完全防水性があって、惜しげもなく使えるのがいいですね。
  • ショーワさん、テムレスの3Lを出してください!中厚のウールの手袋をインナーにしてテムレスを使えたら、もっともっと利用範囲が広がります。
※2018年3月11日 山歩き(わかんハイク)で使ってみた。便利!わかんのつけ外しにテムレスを使うと、インナー手袋が全く濡れないですむ。登りで使っても蒸れは気にならなかった。晴天だったので、途中からはインナーだけで登り、横殴りの雪が降ってきたらテムレスをつけた。雪が横殴りに降る山頂で、立ったまま持参した押し寿司を急いで食べるとき、テムレスのままで食べて、汚れたテムレスの指先を雪でちょいちょいときれいにした。わかんハイクのときは、必ずテムレスをもっていくと思います。重宝します。
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