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山道具のあれこれ

道具について
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2020/12/26

スキーシューを購入

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 札幌の秀岳荘さんから,スキーシューを購入した.長さ120cmくらいのスキーで,滑走面にスキーシールがついている.登山靴で使えるX-TRACEバインディングがついている.ヒールフリーで使えるスキーもどきだ.まずはタイラップでバインディングのヒールを半固定して,キゴ山あたりでテストしてみよう.
 「スキー場でリフトに乗車して,松尾山を目指す」というような用途に使えたら良いのだが,最低でも医王山や高尾山の帰りの林道をずりずり滑りながら歩けたらよいかな?と思っている.スキーとしての機能がどれくらいあるのか,また,スキー靴ではない冬登山靴でどれくらいスキーをコントロールできるのかが問題.巷では,「歩く専用と考えたほうがよい」「全く使い物ならない」との声も.さて,どんなかな?

追記
  • 秀岳荘扱いのブルーモリス製のスキーシューを使用してみた.自分で細工して,「完全にヒールフリーではない状態」にして使用.一応,スキーらしい動きは少しだけできるが,滑りは渋い.むしろ,「全然滑らない重し」と呼んだほうがよいかも.
  • ノーマルシールタイプを使用してみた感想としては,「ウロコソールタイプにすればよかった,失敗した」
  • ノーマルシールタイプは,医王山の林道下りで全く滑らない,滑走できない.足をスライドできるスキーシューであって,利便性は低い.
  • 積雪に覆われたキャンプ場「医王の里」の中をハイキング気分で歩き回るにはよかった.登山の戦力にはならない.
  • スキーシール(クライミングスキン)用のワックスがあるらしい.とりあえず手元にあった撥水剤を塗って,再度スキー場ででも滑ってみよう.
  • DIYでインサートビスをつけて,あれこれ更に細工する予定.今のところ,高いオモチャになっている.何とか使いこなしてやろう.
  • スキーに接着されたスキーシールが,登りでどのように効果を発揮できるか体験できた.
2020年12月27日現在の感想
  • スキーシューをこれから買われる方は,最低でもウロコソールを選んで下さい.スキーとしての滑る機能をほぼ放棄したシール固定接着タイプは,存在意義が希薄だ.滑らないためには,ワカンやスノーシューがある.スキーは,滑るという機能がワカンやスノーシューとは違うのだ.
2020年12月31日現在の感想
  • スキーシュにワックスを塗って,再度歩いてみた.緩い坂道でも,少しだけ滑り降りることはできた.今回塗ったのは,滑走面にはシリコンオイル,スキーシールの部分には,ゴアテックス用の撥水スプレー.シリコンオイルは,機械部品の潤滑用に手元にあったもの.ゴアテックス用の撥水スプレーは,フッ素成分を期待してのこと.
  • スキーシールのモヘヤ部分を含めて,全部シリコンオイルを塗ることでもよいかもしれない.
  • このスキーシューは,雪原散歩用ですね.それ以上でも,それ以下でもない.販売元がそう言っているので,確かにその通り.ワカンやスノーシュは,ある意味で命を預けることもある道具だが,ブルーモリス/秀岳荘のスキーシュには,それは期待できない.文字通り雪原散歩用の「少しだけ楽しいおもちゃ」です.

23:04 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0)
2020/01/02

テムレスとインナーグローブ

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 1月1日の医王山ハイクでテムレスとモンベルのメリノウールインナーグローブを組み合わせて使ってみた。これは、便利。雨に降られる恐れもある冬の低山ハイクにはぴったりの組み合わせだ。
  • LLサイズのテムレス(防寒テムレスでない)と、Mサイズのメリノウールインナーグローブの組み合わせが、私にはぴったり。
  • 背丈を超えるクマザサに湿雪がついて行く手を阻む状況で藪漕ぎしても、テムレスの防水性は完璧。たとえ雨になっても怖くない。
  • 蒸れはほとんど感じなかった。冬の低山ハイクでは、高い防寒性よりも発汗への対応が重要だ。また、かんじきをつけたり外したりして湿雪をさわる場面も多い。実際の使用場面において、手を寒さと濡れから守ってくれた。
  • 内張りのある防寒テムレスは、汗で湿るときわめて乾きにくい。防寒テムレスは、平地での雪かきにはぴったりだが、山歩きには必ずしも向かない。内張りのないテムレスとインナーグローブの組み合わせはとても便利。
  • テムレスに3Lサイズがあるといいな。モンベルのメリノウールインナーグローブは、モンベルでも一番薄いウールの手袋だ。もう一段階中厚のインナーグローブが使えれば、テムレスの用途がもっと広がるのだが。LLサイズのテムレスに中厚のインナーグローブは、入らない。
ということで、ショーワグローブさん、テムレスの3Lや4Lを作って下さい!作ってくれたら、私が3双は買います!(内張りのある防寒テムレスは、3Lまでサイズがあります。通常のテムレスは、LLまでしかサイズがありません。)最近は黒色の防寒テムレスもあるようですが、私は色やデザインは気にしません。青色のままで結構です。

※取立山への完璧な晴天ワカンハイクでは、中厚のフリース手袋やウール手袋を便利に使ってきました。雪が十分にあって藪漕ぎがない晴天の日帰りワカンハイクなら、防水のアウターよりも通気性が優先するとの考えです(実際、それで十分でした)。もちろん、防水のアウターや替え手袋は持参します。稜線の風はとてつもなく冷たいこともあるので。また、雪崩講習会での雪洞掘りでは、テムレスの防水性がとても有効です。テムレスは、価格を含めて考えるととてもよい手袋です。

17:10 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0)
2019/10/14

普段使いできる歩きやすく丈夫な長靴が欲しい

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 このところ、毎年1足長靴を新調する破目になっている。雨の日も雪の日も、毎日歩いているためだ。風が強く横殴りの雨の日や雪が深い日もあるので、高さが40cmくらいほどもある長靴をいつも愛用している。この基準で選んで愛用してきたMOONSTAR印の長靴「MF34L」に似たモデルも、わずか一年ほどで左かかとのゴムが割れて水漏れするようになってしまった。結構高価だったので、残念だ。この長靴は、底がしっかりして歩きやすくて気に入っていたのだが。
 昔のシンプルな古臭い長靴は、一年くらいで切れることはなかった。見た目が少しスタイリッシュな長靴を選んできたが、この手の商品はゴムを貼り合わせて作っているせいか、合わせ目のところで折り癖がついたような感じで切れたり、底との貼り合わせ部分がはがれてきたり、近頃はトラブルが多い。このため、毎年1足長靴を新調する破目になっている。
アキレスのモントレという長靴が良いらしいが、スタイリッシュモデルにはしばらく手を出す気がおきない。
 弘進ゴムの「ザクタス」という長靴が比較的安価で丈夫というので買いに行こうと思っていたら、ふとした機会にワークマンプラスの店舗に寄る機会があった。この店には、ザクタスに似たアキレスの耐油・衛生長靴「ワークマスター」の在庫があって、サイズも一通りは揃っているが、いかにも屋内用という作りでちょっと手が出なかった(靴底が柔らかすぎる)。
 ふと傍らを見ると、フィールドコア印の長靴を売っている。正確には、長靴と言うよりは、ネオプレンゴムでできたような長靴形状の靴で、一部がゴム引きになっている(下図)。
防寒アウトドアブーツロングの写真(ワークマン フィールドコア印)

こりゃ、ゲテモノの長靴だなと思いつつ履いてみると、フィット感がよくて軽くて歩きやすい。はっきり言って、耐久性はないだろう。しかし、このフィット感は長靴を超えている。明日は雨だと天気予報が告げている。穴あきの長靴では難儀することが目に見えている。ついふらふらと、税込み3,500円のこの長靴を買ってしまった。
 10月の雨の日に履いてみた感想は、下記の通り。
  • 新品なので、水漏れは皆無。長期的には、防水性にやや不安がある作り。
  • 歩きやすい。
  • 足元が暑くて蒸れる(実際には使いにくい!)。
日常生活の中では、梅雨時期も雪の時期も同じ長靴を履いてきた。この長靴は、暑くて梅雨には履けないだろう。買ってしまったことを少し後悔したが、これから冬にかけてどこまで耐久性・実用性があるか、試してみよう。北陸の冬は融雪装置のために水たまりがあったり、朝や深夜は凍ったりと、環境の変化の振れ幅が大きい。長靴以外の防寒靴は、歩く際には考えられない。長靴メーカさん、どうかしっかりとした長靴を作って下さい。最近の長靴は、どれも弱すぎます。

※ワークマンの商品に関しては、靴下と手袋は評価しています。その他の商品(特にウェア類)は、値段相応の気がしています(この評価は、いずれ変わるかもしれません)。

※2020年1月追記:冬用長靴としては、使用感は良好です。寒いときの使用には、向いていますね。2020年12月現在,ソールが少し削れて減ってきましたが,まだ壊れずに使えています.街中での歩きも軽快だし,雪があるときの防寒長靴として良好です.大げさに言えば,長靴の新発明かもしれません!(暑いので,厳冬期限定)ただし,冬の北陸の通勤用としての評価です.アウトドア長靴には,向きません.一回で壊れそう.

15:08 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0)
2019/03/21

膝サポータのずれ止め

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 そろそろ雪の季節も終わりになってきた。雪山ハイクは膝にやさしいが、雪がない土の登山道の下りでは膝に負担を感じるようになってきた。バンテリン印の興和(株)の柔らかいサポータが私には有効で、登山の際には愛用している。使用の際に困るのが、すぐにサポータがずり落ちてしまうこと。ふと思いついて、サポータをテープで止めてみたら、十分な効果があった。日帰り登山ならば、これでいい。
  • 登山用ズボンを履く前に、肌に直接膝用サポータを装着する。
  • 太ももを半周する程度に75mm幅のキネシオロジーテープでサポータを肌にテープ止めする。
  • つまり、75mm幅のうち半分の約37mmがサポータ、半分の約37mmを肌にかけて、太ももの前面部分にテープで止める、ということ。
なぜ太もも前面部分(太ももの半周)かと言えば、キネシオロジーテープをはがすときに毛にくっついて痛いから。太もも前面の毛量はそれほどでもないので、髭剃りで剃ってしまったら、テープをはがすときにもずいぶんと楽になった(太ももの裏面は、もじゃもじゃと毛が生えている。ここにテープを貼ってはがす勇気はない...)。
 世の中的には、アンダーラップテープを巻いてからテーピングするか、あるいはベルクロテープでガシッと止めるタイプのサポータを使うなどの方法があるようだ。前者は、時間と手間と少々お金がかかる。後者は、試供品がある店頭で試させてもらったら、サポータの当たりがやや固く・痛く感じる(ずれないように強く締めるとなおさら)。柔らかいジャージ素材のサポータと、長さを30cmほどに切ったキネシオテープ1本で、膝サポータのずり落ちは簡単に防止できる。お勧めです(もっとよい方法があったら教えて下さい。登山用タイツも選択肢ですが、あの締め付けが苦手です)。

  
18:45 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0)
2019/01/01

ファイントラック スキンメッシュ ロングスリーブは役に立つ

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 ファイントラックのスキンメッシュ ロングスリーブは、「下着の下に着る」タイプのとても薄い下着。1シーズン弱使ってみて、汗冷えをなくす(低減する)という謳い文句は本当で、真夏を除く季節には手放せない。
 登山用の下着(シャツ)として、モンベルのジオラインシリーズで十分満足している(性能と価格のバランスが取れている気がする)が、その下にファイントラックのスキンメッシュ ロングスリーブを着てみて、十分に効果を感じている。これは、とても役に立ちますね。

15:40 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0)
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