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山行記録

山歩きなどの記録
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2019/05/05

残雪の白山 2702m(石川県白山市)

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白山 2702m(石川県白山市)
2019年5月5日(日)快晴
残雪の白山を歩く
参加者:単独

出発4:50-市ノ瀬6:00-別当出合駐車場所6:10~6:25-別当出合登山口6:35~6:40-甚之助避難小屋8:30~8:40-黒ボコ岩9:42-山頂11:25~12:05-黒ボコ岩12:40-甚之助避難小屋13:06~13:13-中飯場13:40~13:45-別当出合登山口14:10-駐車場所14:22-帰着16:30
※駐車場所から登り:5時間  下り:2時間17分

日の出 4:56  日の入り 18:45   GPS軌跡ファイル: 白山GPS軌跡2019_5_5.gpx

残雪の白山・標高の断面図

残雪の白山・歩いたGPS軌跡(今回は赤色)

 4月25日には、白山公園線(風嵐~市ノ瀬~別当出合間)の冬期閉鎖が別当出合まで一気に解除になり、別当出合吊橋の踏板の設置工事が完了した。こんなに早く、かつ別当出合まで一気に開通というのは近年では記憶にない。この機会を生かして、久しぶりに残雪の白山にやってきた。晴天が続いて天候は安定しており、5月5日(日)の金沢の最高気温は25.4℃、最低気温は10.5℃と最低気温がそこそこ下がってくれているので、よい条件だった。ちなみに、有名な乾さんのブログ「乾 靖のWhite Mountain」によると、真冬並みの寒気が入った4月27日(土)は、白山でも猛吹雪だったそうだ(寒気が入れば、高い山は真冬に逆戻り)。
  • 別当出合からの登りでは、初心者の方が多くて驚いた。まだ雪は少なくて、歩く先に無雪の道が続いているのに、中飯場で真新しい12本爪のアイゼンをつけて無雪の巨岩の階段をガシガシ登ってゆかれる方。別当出合の登山口では、下着に化繊のシャツ1枚でも寒くないのに、防寒ジャケットをビシッと着込んで歩き出すパーティの方々(すぐに暑くなって、足を止めて脱ぐことになるであろうに).....そうであったとしても、春山の素晴らしさを体験できる場が白山にあることは、素晴らしいことだ。
  • これらの方々に共通するのは、登り始めの歩く速度が速いこと。普通の人なら、どうしたって4~5時間の登りが続くのだから、4~5時間持続できる登りをすればよいのに、皆さん速い速い。私はゆっくり持続可能な歩きで登るので、追い付かれたらこれらの方々には道を譲った。これらの方々は、すぐに休まれるので、標高1800mくらいまでには、すべて抜き返した。雪が出てくれば、登り・下りで経験の浅い方に負ける気はしない(すみません。そういうことのために登っているのではないですね。この頃、加齢をひしひしと感じているので...自身の力の衰えを客観視して認めない、こういう発想がそもそも悪い年齢の重ね方で良くないことだ)。
  • 標高1600m付近でアイゼンを付けた。甚之助避難小屋くらいまで雪は固く、アイゼンがよく効いて登りやすい。その先は、強烈な陽射しで雪は緩んできた。
  • 標高2600m付近、御前峰から南西に派生するゆるやかな尾根に達したところで、南西側から雪上を吹きあげてくる冷たい強風にたまらずカッパの上着と防寒テムレスをつける。登って体を動かしているのに、テムレスをつけた指先が少し冷たく感じるほどであった。
  • 山頂も風は強い。ただ、岩陰に隠れることで風はしのげた。御前峰の東側から室堂にかけて雪が消えているせいか、御前峰の東側は寒くないような気がした。強烈な陽射しで岩が暖められていて、腰を下ろすと気持ちがよい。
  • 御前峰の西側から取り付くルートは、山頂直下でほぼ雪が切れていて、今シーズンはそろそろ立ち入りを控えるべき状況。地表を氷が覆っている箇所もあって、アイゼンがよく効く。これから融雪が一気に進むだろうから、地表を覆う植物や土壌の踏み荒らしなどを考えると、今後は踏み入れてはならない状況だった。
  • 午後になると、さらに雪が緩んでくるが、一日を通じて標高1600mくらいから上ではアイゼンは有効だった。山頂直下から上と、山頂から黒ボコ岩までの下りでは、アイゼンをはずして歩行した。
下山時にひざが痛くなることもなく、会心の登山になった(本当は、道がしっかりしていて雪の状態がとてもよかっただけ)。まだこれだけ歩ける体力が、自分に残っていたことが嬉しい。帰路は、ごみを拾いながら下山した。下山後、別当出合でMさんにお会いした。
別当出合@6:35


甚之助避難小屋の上部から@8:36  赤兎山と大長山が並んでいて、その奥には経ヶ岳が頭を出している

観光新道の向こうには越前甲と大日山が

トラバースルートを登ってくる登山者@9:05


御前峰西側直下の雪の状況(この先の季節には、もはや通行禁止ですね....)

釈迦岳方面

室堂を見下ろす

御前峰山頂


剣ヶ峰

大汝峰

小松・加賀方面

室堂のズーム

別山のズーム

甚之助避難小屋の屋根が破損している(屋根の下地材がむき出しになっている。雨でも降れば、室内はびしょ濡れではなかろうか?すでにご承知かと思いますが、石川県白山自然保護センターには、お知らせいたしました。 後日追記:環境省で2019年度中に修繕を行う計画だそうです。)
甚之助避難小屋の屋根破壊画像.jpg
22:32 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0) | 石川県から登る山
2019/04/13

大倉山1443.0m 土倉山1384m (富山県上市町)

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大倉山1443.0m 土倉山1384m (富山県上市町)
2019年4月13日(土)快晴
剱岳を眺める
参加者:単独

出発6:30-桑首谷林道分岐7:45~8:00-登山口8:14-1054mピーク9:23-大倉山山頂10:43~10:55-土倉山尾根登りコースとの分岐11:37-土倉山山頂11:45~12:15-大倉山山頂13:30-1054mピーク14:17-標高860m地点で休憩14:48~15:07-登山口15:32-桑首谷林道分岐15:40-帰着17:30
※登り:3時間45分 下り:3時間17分

日の出5:23 日の入り18:25  GPS軌跡ファイル: 大倉山土倉山往復GPS軌跡2019_4_13.gpx

大倉山土倉山往復標高の断面図

大倉山・土倉山往復GPS軌跡(今回は赤色・黄色は2011年3月11日の土倉山)

 残雪期の大倉山は、とても好きな山。桑首谷林道まで車が入れれば、そこそこの登りでそれほどの距離を歩かずに剣岳の雄姿を眺められる。今冬が記録的な小雪であったため、まだ4月上旬ではあるが大倉山に登るのに適した状況が到来した。桑首谷林道の土砂・岩石は、清掃・整備されている。ありがたい。標高800mあたりから雪がちらちら現れて、標高900mから上では固い雪がついている。雪で舗装されたきれいな道のようによい状況だ。
 標高1000m付近の尾根に乗ると、数日前の寒波で新雪が10cmほど(吹き溜まりではもっと)積もっていて太陽の光を受けて純白に輝いている。楽しく歩いて大倉山山頂を目指す。途中、標高1300m付近で上市のDさんに久しぶりにお会いした。剱岳や赤谷の頭、土倉山ではお世話になりました。ありがとうございます。
 素晴らしい天候に恵まれて、大倉山山頂では絶景が待っていた。これがあるから、残雪期の山歩きはやめられない。2011年3月11日には、あらかじめ連絡を取り合う形でラッセル中の上市のDさんパーティを我々のパーティが追いかけて合流し、ルートをご指南いただいて土倉山に登らせていただくことができた。その時の土倉山からの眺めの素晴らしさから、いつかは大倉山から土倉山までも歩いてみたいと思っていた。今日は、雪の状態がとてもよい。天気は一日中安定している。ダメなら戻ればよい、ということで大倉山山頂もそこそこに土倉山を目指すことにした。
 大倉山の登山口に少し後に来られた単独行の方が屈強で健脚な方で、追い付いてこられたので少し言葉を交わして先に行っていただいたのだが、大倉山の山頂でお見掛けしなかった。土倉山まで単独行の方のトレース(積雪10~15cm)があったので、あの健脚の方が行かれたのだろうと直感したのだ。トレースに力を得て、土倉山まで行けば「誰か人はいる」という安心感も少しあって土倉山を目指すことにした、というのが正直なところ(雪の状態は、これまでになく良かったし)。
 土倉山でも素晴らしい景色を堪能した。土倉山山頂について15分ほどしたら、鍋増谷の尾根を登り上げるルートでお一人が登って来られた。大倉山と同じく標高が低いところに雪はなく、標高900mくらいからは雪がつながっていてスムーズに来られたようでした。12:15までの時間帯では、土倉山に来られたのは、その方と私を含めて計3名だった。とても疲れたが、かねてから温めていたルートを歩くことができて嬉しかった。土倉山から大倉山に戻ると、山頂でベテランの女性の方が景色をゆっくり楽しまれておられた。さすがだなあ、がつがつ登るばかりが山ではない、と気づかされた。近頃は、鍛錬不足で足が弱ってきており、下りの最後は足にきた(登りと下りの時間差が少ないのが、その状況を如実に表しています)。冷静に考えると、土倉山まで足を延ばすのは、今の私の力量を少し超えていました。
 反省点を含めた振り返りは、下記。
  • 今年の冬は、記録的な小雪だった。4月に入って比較的低温が続き、開花したばかりの桜に雪が舞う日もあった
  • そのような天候のためか、雪は固くしまっている。標高1000m以上の稜線では、その上に新雪が10cmほど乗っている状況
  • 固い雪のように思えるが、その固い雪の下はかなり空洞になっている箇所も多い(踏みぬいた穴があって、下は空洞)
  • 午後から雪はじゃわじゃに柔らかくなった。賞味期限は近づいている。
  • 大倉山と土倉山の間の稜線には、危険箇所が一か所ある。気軽に足を踏み入れないほうがよい。特に、これから雪が悪くなってくるので、インターネットの記事を鵜呑みにしないでほしい。残雪の上に積もった新雪は、足場という意味では足しにならない。
  • 2017年5月5日には、稜線の1054mピークから登山口まで55分で降りてきているのに、今日は休憩20分を含めて1時間15分ほどかかっている。休憩20分なしでは、足が動かなかった。
より大きな画像サイズの写真は、こちらをどうぞ。

9:12ごろ 標高1000m付近の稜線に乗った-前方に見えるのは標高1200mあたりの尾根の端っこで山頂ではない

9:55ごろ 大倉山山頂の50分ほど手前-白山や富山平野、能登半島までずっと見える

10:50ごろ-大倉山からの剱岳

11:50ごろ-土倉山からの眺め

毛勝の山々

土倉山からも白山が見えた


イワウチワは登山口が咲き始め

下山時に登山口にて-雪はすっかり消えている

登山口の対岸の新雪-数日前に北関東に降雪をもたらした寒波の際に、こちらでも少し降ったのだろう。私は、大倉山には桑首谷林道が開通した4月末かゴールデンウィークの前半に来ることが多い。その頃には、登山口の対岸に新雪を見たことはない。今年は、記録的な小雪の年で桑首谷林道を早く通して下さった。おかげで、なまくら登山者の私が、4月初旬という珍しい時期に大倉山に来ることができた。

23:12 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0) | 富山県から登る山
2019/03/10

前高尾山 763m(石川県金沢市)

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前高尾山 763m(石川県金沢市)
2019年3月10日(日) 曇り時々晴れ
半日で行ける山歩き
参加者:1名

出発8:10-登山口手前の林道脇に駐車8:50~9:05-登山口9:15-鉄塔9:45-前高尾山10:55~山頂南側展望箇所11:10~11:30-鉄塔12:06-登山口12:25-駐車箇所12:35-帰着14:00
※登り 2時間5分 下り 1時間5分

日の出6:13  日の入り17:56   GPS軌跡ファイル: 高尾山GPS軌跡2019_3_10.gpx

高尾山標高の断面図

高尾山を歩いたGPS軌跡

 前日の土曜日は、まれにみる晴天であった。翌日の日曜日は、午後から天気が崩れて来るそうだ。日曜日の午前中だけちょっと歩いて雨に降られる前に下山するとなると、高尾山が手頃だと思ってやってきた。林道に雪はない。藪が少し道に張り出しているような箇所もあったので、大事をとって登山口の10分ほど手前で邪魔にならない箇所に車を停めさせてもらって歩き出す。
 登山口から道はからからに乾いている。標高470m付近の鉄塔までは、雪はほぼなくて、驚いた。小雪ではあるが、日陰などには少しは残っているだろうと思っていたが、例年よりも季節は早く進んでいる。
 標高600m付近からは、雪が連続している。わかんをつけた。山頂付近には、わずかに新雪(みぞれくらいか)が深夜に降ったようだ。雪の表面がわずかに白くなっている。山頂付近の平の積雪は、80cmから1mというところか。わかんをつけていると、どこでも歩けて楽しい。山頂南の眺望点に向かうと、剱岳や白馬岳などが見えて驚いた。何度も来ているが、ここから見えるとは知らなかった。意外な景色への出会いに感謝。高尾山のような里山でも、季節が変われば景色はがらりと変わるし、まだまだ新しい発見があるものだ。思いがけないプレゼントをもらった気分で楽しく歩いて下山した。

登山口から10分ほどのいつもの場所(よく晴れた晩秋のようにからからに乾いている)

鉄塔周辺も雪がない

マンサクの花が出て来た・標高550mあたりから雪がちらほら

山頂への最後の登り

山頂の雪はこのくらい

金沢港

河北潟


白馬岳や剱岳が見えて驚いた

23:25 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0) | 石川県から登る山
2019/02/10

医王山 西尾平避難小屋・スノーシュのテスト(石川県金沢市)

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医王山 西尾平避難小屋(石川県金沢市)
2019年2月10日(日) 曇り時々雪・晴れ
スノーシュのテスト歩行
参加者:1名


見上峠12:00-医王の里12:30-西尾平避難小屋13:30-医王の里キャンプ場ログハウス13:50-見上峠14:15

日の出6:48 日の入り17:28   GPS軌跡ファイル:医王山西尾平GPS軌跡2019_2_10.gpx

医王山西尾平スノーシュテスト歩きの標高断面図

医王山・西尾平 スノーシュテスト歩きのGPS軌跡

 MSR ライトニング アッセント 25インチ(男性用)を以前に入手して、雪の法恩寺山で使用したりしていた。入手した当時は、深雪に挑戦する気が満々であったが、今の自分が行く山ではそれほどの深雪はなく、その後は少々持て余し気味で、補修しつつ十数年以上愛用しているわかんに比べると、スノーシュの使用頻度が圧倒的に少なかった。
 スノーシュを今後より活用してみるために、勝手知ったる医王山麓でトレースのない場所を歩いてスノーシュのテスト使用をしようということでやってきた。見上峠の雪は少ない。医王の里からは登山道に入る。今年は記録的な小雪のように思うが、医王山の凹状に窪んだあの嫌な登山道もすっかり雪に埋もれて歩きやすくなっている。能越幹線に取り付く箇所からは、登山道にはトレースもなく、昨夜の新雪が覆っている。
 テストにはうってつけだ。実は25インチのスノーシュを買ってしまったことを少々後悔していて、22インチくらいのほうが小回りが利いて良いのではないかと思っていた。医王の里から西尾平避難小屋までは、積雪が少ないときには木や藪が邪魔で歩きにくくて、かといって雪が多い時には林道でバイパスして先を目指す方々が多く、やや忘れ去られたような場所かもしれない(私は静かで結構好きな場所)。今日は、25インチスノーシュが力を発揮して、トレースがなくてもこの藪山をガンガン歩くことができる。積雪は1mくらいか。決して多いわけではないが、藪を避けてスノーシュで十分に行動可能だ。
 西尾平避難小屋まで、自由にルートを取って楽しく歩く。そうか、これがスノーシューの醍醐味か。傾斜のない雪上を歩くには向いていて、登りもまあまあこなせる。しかし、下りはわかんの軽快さはない。テールが長くて靴のヒールが固定されていないので、急斜面の下りはわかんとは全く違う。
 西尾平避難小屋からは、長靴でも十分なトレースができているが、道端の新雪をスノーシュで踏んで帰り、医王の里キャンプ場に上がってログハウス群の間を歩いて降りた。林道のような少し下りの平坦地をスノーシュで歩くと、速い速い。今日分かったことは、下記の通り。
  • スノーシュは、低山でも新雪なら十分使える(十分に価値がある)。雪があればどこでも歩ける楽しさは格別。
  • わかんで楽しい雪の急斜面の下りは、スノーシュでは全く軽快ではない(楽しくない)。
  • わかんよりも重さは感じる。
  • MSRライトニングアッセントは、登山用に工夫がしてあって、登りも十分にこなせる。
  • その上でのことなのだが、本来、スノーシュは平坦な雪原をのんびり歩くには、ぴったりな道具なんだなあ、と実感した。
  • 正直に言って、雪の時期は(雪の時期も?)すっかり北陸の低山ハイク専門の今の私にとっては、25インチスノーシュよりも22インチスノーシュのほうが向いているのではないだろうか?(藪が多い低山の重い湿雪なら、スノーシュの浮力よりも、取り回しの軽快さのほうが大事かも。ただ、22インチは使ったことがないからわからない。)
これからスノーシュを買われる方は、ご自身の山行スタイルを考えられて、合った道具を選ばれることをお勧めします。今の私には、小回りが利く22インチのほうが向いているかもしれませんね。標高が低い藪からスタートすることが多いので。

※今頃こんなことを書いているとは....時代に取り残されていますね。山スキーにも興味はあって、靴を履いてみたが、どうにもあのプラブーツが足に合わない。足にフィットするテックビンディング用プラブーツがあったら、雪山散歩用にスキーをはいてみたいなあ(スキーはスノーシュよりもさらに重いので、便利であると同時に、さらに持て余すような気もしている。冷静になれば、きっと山スキーに行くことはないと思う)。より現実的には、わかんと25インチスノーシュの両方を持って取立山のその先をめざす雪山ハイクに行くのもありかも、と少し考えている。登りのラッセルはスノーシュ。帰りの軽快さは、わかん、というのが快適かもしれない。重くてダメか?

能越幹線の鉄塔の先-標柱が埋もれている。積雪は1mくらいか?

西尾平避難小屋まで自由なルートどりで歩く-歩いてきたルートを振り返る

帰路、医王の里のバンガローに寄る(逆光でパープルフリンジが出てしまった)

22:19 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0) | 石川県から登る山
2019/01/14

国見山 556.8m(石川県金沢市熊走町から)

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国見山 556.8m(石川県金沢市熊走町から)
2019年1月13日(日) 晴れ時々曇り
雪の国見山を歩く
参加者:1名

出発9:00-犀鶴林道@熊走町10:10~10:20-犀鶴林道@林道鴛原線分岐10:33-370mピーク11:08-尾根取り付き11:25-作業道熊走1号線出合(山頂東側直下林道)11:55-国見山12:11~12:43-林道国見線着地12:55(林道国見線と犀鶴林道のT字路)-赤倉みはらし広場下13:10-作業道熊走1号線出合(山頂東側直下林道)13:36-370mピーク13:57-犀鶴林道@林道鴛原線分岐14:10-犀鶴林道@熊走町14:20~14:30-帰着15:40

日の出 7:05 日の入り16:59   GPS軌跡ファイル: 国見山GPS軌跡2019_1_13.gpx

国見山標高の断面図

国見山歩いたGPS軌跡

 雪のある時期に、国見山や水葉山を歩きたいと思っていた。昨年、熊走町の手打ち蕎麦処 なごみ(おいしい!)を家人とともに訪れて、ついでに犀鶴林道への分岐点を確認していた。雪の時期の国見山や水葉山は、ルートを探しながら歩くことになる。1月13日と14日は、ともに晴れるそうだ。では、天候の心配をしないで歩ける13日にルート偵察のつもりで国見山周辺を歩いて来よう、ということで駒帰町/熊走大橋から始まる犀鶴林道にやってきた。
 熊走町まで雪はない。熊走町を過ぎて少しすると、路面に雪が出てきてぐっと気温が下がってくる。谷筋なので、日が当たらないのだ。通行の支障にならないように車を停めて犀鶴林道を歩き出す。ここから先は、初めて来る場所。林道鴛原(おしはら)線分岐に達したところで、尾根に取り付いて370mピーク目指して道なき道を登っていく。雪は10~40cmくらい。ツバキの木が多い。木の間で歩きやすい場所を選んで35分ほど登ると370mピークに着いた。送電線の鉄塔がある。地形図を見ると370mピーク付近に作業道があるので、それにつなげることを狙っていたのだ。
 わかんをつけて、送電線巡視路にしては広い(幅2m強くらい)道を歩いていく。後からわかったことだが、この道は作業道熊走1号線の端っこだろうと思う。標高約420m地点で作業道を離れ、尾根に取り付く。今日は、地形図読みの練習のつもりで来ているので、できるかぎり林道ではなく尾根を詰めて山頂を目指したい(将来的に水葉山までつなげたい)。この尾根は、手入れのされた杉林で、比較的歩きやすい。登っていくと、鉄塔のすぐ先での標高480m付近で作業道熊走1号線に一度ぶつかり、もう一つゆるやかな尾根を詰めると標高510m付近で再び熊走1号線にぶつかって、国見山の山頂の東側にある案内図のところにたどり着いた。ここから送電線巡視路を登ると、国見山の山頂の平に到着するようだ。無雪期には来たことがないので、雪の下の道を想像しながら歩いていく。山頂に着くと、またもや送電線の鉄塔が建っている。地形図を見ると、今日は3本の異なる送電線の下をくぐってきたことがわかる。国見山の山頂は、それほど眺望は良くない。雪がもっと積もれば、また違ってくるかもしれない。山頂の北端に金沢市を見晴らしできる展望場所があって、木のベンチが置いてあった。
 山頂で食事して、山頂台地から尾根沿いに南に向かって歩き出す。林道国見線か、犀鶴林道あたりに着地すると見込んでのことだ。ここは藪こぎとなったが、10分足らずの藪歩きで林道に出た(藪が深くて、下りということもあって尾根の地形が判然としない。向かう先に林道があるからよかったが、尾根歩きを貫くには雪が少なすぎる)。すぐ先に道路案内標識があって、林道国見線と犀鶴林道のT字路に出たようだ。犀鶴林道を、赤倉みはらし広場に向けて歩いてみた。見晴らしがよい場所があって、医王山や挙原山、大門山などが見えて嬉しくなる。そうこうしているうちに、赤倉みはらし広場の入口に気が付かず、通り過ごしてしまった。ここでわかんを外して戻ることにする。
 犀鶴林道を戻り作業道熊走1号線に折れ、国見山の山頂を巻いて進み、登って来た尾根ルートに標高510m付近で合流することを目指す。作業道熊走1号線に入って150~200mほど歩いた場所で、道幅の半分ほど崩落している。この道の盛り土が国見山の南峰から降りてくる沢筋(水はなし)を埋める形になっていて、道路の下には十分な排水路がないように見えた。作業道熊走1号線は雪の下なのでよくわからないが、道の付き方からして簡易的な道のように見える。この道は、春先の雪解けや梅雨の時期に崩落して通れなくなることが避けられないのではないだろうか。この区間は、距離にして300~400mほどで大した苦労はなかったものの、本日一番のツボ足ラッセルになった(積雪量は60~70cmほどか)。
 この後は、自分のトレースをたどって尾根ルートを戻った。標高が下がってくると、積雪が10cmくらいしかなく、場所によっては藪がうるさいところもあった。今日は、作業道が縦横に入り組んだ里山を地形を感じながら歩くことができて、よい練習になった。いつも思うことだが、このような里山を雪の時期に歩くことはそれなりに難しい。林道や作業道の位置が地形図通りだったので、GPSと併せて現在位置がはっきりわかって心強かった。今日は人に会うことはなく、熊走町の犀鶴林道に停車している車もなかった。犀鶴林道以外では新しい人の踏み跡も皆無で、イノシシの足跡とぬた場(三か所ほど)が目立った(キジもいた)。
 広葉樹林(天然林)の藪は、この程度の雪では歩き通すことは難しい。かと言って、より雪が深くなるとわかんでのラッセルでは苦しい。スノーシュなら少しは良いが、藪山では持て余すかもしれない。この次に来るときには、もう一つ南の798mピークまでは目指したい。それができれば、水葉山にも少しは近づけるかもしれない。

※手打ち蕎麦処 なごみ さんは、2018年7月末日をもって閉店なされた旨、ネットに報告されていましたが、真偽はわかりません。ご主人が、ご定年後に始められたそば処で、厳冬期はお休みで、毎年春になったら営業再開と書かれていたように覚えています。店内には、山のイラストなどもあって、いい雰囲気でした。本当においしいお蕎麦を食べさせていただき、ありがとうございました。閉店は間違いで、この次の春にはいつものように開店して下さったら嬉しいな、と勝手なことを思った(失礼をお許し下さい)。

犀鶴林道@林道鴛原(おしはら)線分岐 - ここから左手の尾根に取り付く

標高370m地点近くの鉄塔

標高370m地点から始まる作業道(大きな踏み跡はイノシシ)
※人の踏み跡をイノシシが辿っているようにも見える。この山は、全山を通じてイノシシの踏み跡だらけで、
人もイノシシも踏み跡を共用しており、そこに新雪が降り積もっているかのようだった。

イノシシの足跡(結構大きいように思った)

イノシシのぬた場

国見山の東側山頂直下(標高500m付近)の案内標識(ここから送電線巡視路を使って山頂に取り付く)

チャムラン山の会の方がつけて下さった山名標識は、破損していた。

金沢の市街地

医王山

T字路標識(山頂台地の南側から、藪漕ぎでこの付近の林道国見線に着地した)

国見線の雪は、こんな感じ

犀鶴林道の雪はこのくらい(タイヤ通行跡があって、びっくり)

犀鶴林道からの大門山と挙原山のズーム

ここから熊走1号線に入り、山頂直下の東側で登ってきたルートに復帰して、来た道を下山した

手打ち蕎麦処 なごみ(金沢市熊走町)-2018年4月訪問

11:01 | 投票する | 投票数(1) | コメント(0) | 石川県から登る山
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