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2017/08/06

僧ヶ岳1855.5m 駒ヶ岳2002.5m(富山県黒部市)

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僧ヶ岳1855.5m 駒ヶ岳2002.5m (富山県黒部市)
烏帽子尾根登山口から僧ヶ岳・駒ヶ岳を目指す
2017年8月6日(日) 曇りときどき晴れ・にわか雨
参加者:1名


出発4:50-烏帽子尾根登山口6:55~7:00-僧ヶ岳9:10-駒ヶ岳10:55~11:20-僧ヶ岳12:45-烏帽子尾根登山口14:40-入浴-帰着18:15
※登り 3時間55分 下り 3時間20分


日の出 5:01  日没 18:53  GPS軌跡ファイル: 僧ヶ岳駒ヶ岳GPS軌跡2017_8_6.gpx


 馬場島周辺から登る山々から、僧ヶ岳・駒ヶ岳はいつもよく見える。2012年10月だったか、ベテランの方に連れられて僧ヶ岳に登る機会があり、僧ヶ岳から見る駒ヶ岳の稜線の美しさと、白馬方面などの眺めが印象に残り、いつかは僧ヶ岳・駒ヶ岳を訪ねたいと思っていた。
 林道別又僧ヶ岳線が通行可能となったことを黒部市のWebページで知り、その後、7月1日の大雨でいったん通行止めとなっていた。7月28日に土砂の除去などが完了して、標高1280mの烏帽子尾根登山口まで通行できるようになったことがいち早く黒部市のWebページに掲載されており、初めて駒ヶ岳にチャレンジすることにした。
 林道別又僧ヶ岳線は、宇奈月温泉スキー場のゲレンデの中を登っている舗装道路だ。急峻な山肌に道がついており、ちょっと大雨があれば土砂や岩石が道路を覆って簡単に通行不能になりそうな道だった。宇奈月尾根の第三登山口まで行くまでには、三回ほど路上が沢のようになっている箇所を通過する。これは本当に通行して大丈夫か、と思わせる路肩が崩れた箇所もあったが、黒部市が管理しており、極力道路を通せるようにされておられるようだった(あちこちに補修がされていて、車の底が擦る、といったことはない)。第三登山口を過ぎると、道は少し新しくなっており、烏帽子尾根登山口まで、ぐっと通行しやすくなる。
 烏帽子尾根登山口から僧ヶ岳までは、きれいに刈り払いされており、傾斜も急なところもほとんどなく、気持ちよく歩くことができる登山道が続いている。登山道を維持なされる方の気持ちが伝わってくるような、歩きやすく美しい登山道だった。万人におすすめできる登山道、ではないでしょうか(ただ、帰路に指導標識の位置が少々ずれていることに気が付いた。標識に標高1350mと記載されているが、緯度・経度から考えて、その場所は標高1400~1410mだと思う。標高1350mは、その場所よりも登山口に近いはずだ)。
 僧ヶ岳から駒ヶ岳への道は、踏み跡はしっかりしているが、草丈は腰以上もあってより山らしい道となる。駒ヶ岳までアップダウンもあって、見た目以上に歩きごたえを感じた。険しい箇所もあって、僧ヶ岳と打って変わって初心者向けの道ではない。期待していた駒ヶ岳からの眺望は、真っ白で何も見えなかった。後立山や毛勝の山々などが望めたらなあ、というところ。全体を通して、ひざの痛みも出なくて歩き通すことができて、胸をなでおろした。樹林帯を歩く僧ヶ岳の登山道を整備下さった方にも感謝します。ここをすんなり通過できたことで、私のような者でも駒ヶ岳まで足を延ばすことができた。ありがたい。
 宇奈月の総湯に入り、少し周辺の散策も楽しんできた。総湯の並びには、いくつか和菓子店があって、そのうちの一軒で、笹にくるんだくずまんじゅうを、「水まんじゅう」というのぼりを掲げて売っていた。店内には無料の冷茶も供されていて、おいしくいただくとともに、お土産に買って帰った。笹の香りがするくずまんじゅう、最高です。宇奈月万歳!また食べに来たい。
※このお店は、福多屋菓子舗さんでした。有名なお店のようです。
http://www.fukutaya.jp/index.html


烏帽子尾根登山口(標高1280m)から僧ヶ岳・駒ヶ岳往復 標高の断面図


烏帽子尾根登山口(標高1280m)からの僧ヶ岳・駒ヶ岳の歩いた軌跡(青線は、2012年10月の東又登山口から)


宇奈月尾根からの登山道との合流点(標識は、よく整備されている)


仏ヶ平のシモツケソウ


僧ヶ岳に登る道が正面の山肌に続く


ギボウシの仲間??


ミヤマコウゾリナ?


キスゲ(僧ヶ岳山頂下の池塘のあたり)


駒ヶ岳に向かう尾根から見下ろす雪渓


僧ヶ岳方向を振り返る(この頃は、まだ少し眺望があった)


ハクサンフウロ


ヒメシャジンの仲間でしょうか?


タカネマツムシソウ


シラネニンジンでしょうか?


ハクサンオミナエシかな?


ヤマハハコでしょうか?


駒ヶ岳山頂-このあと下りでにわか雨(僧ヶ岳に着くまでしっかりと降った)。その後、雨が上がってカッパを脱いだが、烏帽子尾根登山口まであと10分という場所で再び土砂降りに。
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