僧ヶ岳 1855.5m(富山県黒部市)
2019年8月11日(日) 晴れ午後はガス
久しぶりに僧ヶ岳を歩く
参加者:単独
出発6:25-烏帽子尾根登山口8:15~8:25-宇奈月尾根分岐9:40-前僧ヶ岳10:32-僧ヶ岳11:07-雪渓上部近くの展望地11:15~12:00-僧ヶ岳12:12-前僧ヶ岳12:35-宇奈月尾根分岐13:10-烏帽子尾根登山口14:00-入浴・休憩-帰着17:50
登り:2時間45分 下り:1時間50分
僧ヶ岳-烏帽子尾根往復標高の断面図(僧ヶ岳から数100m先、雪渓を見下ろす位置まで歩いた)
僧ヶ岳を歩いたGPS軌跡(今回は黄色)
久しぶりに時間が取れたので、烏帽子尾根登山口(標高1280m)から僧ヶ岳まで歩いてみることにした。林道別又僧ヶ岳線は、令和元年6月18日(火)から令和元年8月18日(日)(その後8月25日(日)まで延長された)までの期間、烏帽子尾根登山口(標高1,280m)まで通行可能だ。令和元年8月19日から、第2登山口(標高650m)~遭難碑広場(標高1,043m)の区間で道路が崩れている箇所の復旧工事を行う予定だそうで、しばらくは通行ができなくなる。前回僧ヶ岳・駒ヶ岳を訪れたのは、ちょうど2年前。山頂では、真っ白で何も景色は見えず、落雷とにわか雨に降られた。いずれ秋の天気の良い日に駒ヶ岳まで登ってみたいが、今年は無理かもしれない。暑い時期ではあるが、林道が使えるうちにとやってきた。
まず驚いたのは、道の整備が進んでいること。バイオトイレのある遭難碑広場から烏帽子尾根までの道は、きれいに補修されている(ただ、ところどころ落石はあるので、大雨の後は通行できないと思ったほうがよい)。登山口での気温は、20度くらいで日陰は涼しい。樹林帯を登っていくので、直射日光はある程度遮られていて助かった。ただ、登っていると、とても暑いことは確かだ。こまめに水分補給をしながら登る。前僧ヶ岳あたりからは、日に照らされての登りとなる。暑い。風が吹くと、少しは楽になる。後立山の山々が見えて嬉しくなる。僧ヶ岳山頂についたときは、かろうじて眺望があった。その後は、ガスが上がってきて、あたりは白くなった。一応、眺望を楽しむことができたが、もう一時間早く出ればよかったかな。3ヶ月ぶりに山を楽しませてもらった。ありがたいことだ。
帰路、林道の途中で沢水で汗をぬぐった。冷たくて、短時間でも手を浸していられないほど。我慢ができず、がぶがぶ飲んだ(異常なし)。林道から見下ろす黒部川の水の色の美しいこと。宇奈月温泉の地勢を、改めて認識した。
水まんじゅうを食べたくて福多屋菓子舗さんに寄ったら、売り切れだった。今日は込み合う日だからやむを得ないことだ。代わりに店内の休憩場所で、プリンと冷たいお茶をいただいた。おしかった!宇奈月温泉総湯で入浴して、ラーメンを食べて帰宅した。今日は、いい日になった。
※下山時に膝の痛みは出なかった。2017年8月には、烏帽子尾根登山口から僧ヶ岳まで2時間10分で登り、駒ヶ岳まで足を延ばしている。今回は、それよりも30分以上遅い。体力レベルの低下が激しい。いくつかゴミが目につき、下山時に回収した。
この花は、モミジカラマツだろうか?
サンカヨウの実
前僧ヶ岳あたりからの眺め
写真右手に白馬鑓ヶ岳(2903m)が見えてその左に杓子岳(2812m)が見える
朝日岳・雪倉岳
ミヤマコウゾリナにヤマハハコ
ウメバチソウだろうか?
シモツケソウ
池塘に咲くモミジカラマツ
僧ヶ岳山頂についた
いつもの雪渓
僧ヶ岳から降りてきて、仏ヶ平を望む
仏ヶ平にたくさんあったこの灌木は、ホツツジだろうか?(毒があるのだそうだ)
ノリウツギではないか
オオカメノキの白い花は、赤い実になっていた
ギボウシの仲間か?