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2019/05/05

残雪の白山 2702m(石川県白山市)

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白山 2702m(石川県白山市)
2019年5月5日(日)快晴
残雪の白山を歩く
参加者:単独

出発4:50-市ノ瀬6:00-別当出合駐車場所6:10~6:25-別当出合登山口6:35~6:40-甚之助避難小屋8:30~8:40-黒ボコ岩9:42-山頂11:25~12:05-黒ボコ岩12:40-甚之助避難小屋13:06~13:13-中飯場13:40~13:45-別当出合登山口14:10-駐車場所14:22-帰着16:30
※駐車場所から登り:5時間  下り:2時間17分

日の出 4:56  日の入り 18:45   GPS軌跡ファイル: 白山GPS軌跡2019_5_5.gpx

残雪の白山・標高の断面図

残雪の白山・歩いたGPS軌跡(今回は赤色)

 4月25日には、白山公園線(風嵐~市ノ瀬~別当出合間)の冬期閉鎖が別当出合まで一気に解除になり、別当出合吊橋の踏板の設置工事が完了した。こんなに早く、かつ別当出合まで一気に開通というのは近年では記憶にない。この機会を生かして、久しぶりに残雪の白山にやってきた。晴天が続いて天候は安定しており、5月5日(日)の金沢の最高気温は25.4℃、最低気温は10.5℃と最低気温がそこそこ下がってくれているので、よい条件だった。ちなみに、有名な乾さんのブログ「乾 靖のWhite Mountain」によると、真冬並みの寒気が入った4月27日(土)は、白山でも猛吹雪だったそうだ(寒気が入れば、高い山は真冬に逆戻り)。
  • 別当出合からの登りでは、初心者の方が多くて驚いた。まだ雪は少なくて、歩く先に無雪の道が続いているのに、中飯場で真新しい12本爪のアイゼンをつけて無雪の巨岩の階段をガシガシ登ってゆかれる方。別当出合の登山口では、下着に化繊のシャツ1枚でも寒くないのに、防寒ジャケットをビシッと着込んで歩き出すパーティの方々(すぐに暑くなって、足を止めて脱ぐことになるであろうに).....そうであったとしても、春山の素晴らしさを体験できる場が白山にあることは、素晴らしいことだ。
  • これらの方々に共通するのは、登り始めの歩く速度が速いこと。普通の人なら、どうしたって4~5時間の登りが続くのだから、4~5時間持続できる登りをすればよいのに、皆さん速い速い。私はゆっくり持続可能な歩きで登るので、追い付かれたらこれらの方々には道を譲った。これらの方々は、すぐに休まれるので、標高1800mくらいまでには、すべて抜き返した。雪が出てくれば、登り・下りで経験の浅い方に負ける気はしない(すみません。そういうことのために登っているのではないですね。この頃、加齢をひしひしと感じているので...自身の力の衰えを客観視して認めない、こういう発想がそもそも悪い年齢の重ね方で良くないことだ)。
  • 標高1600m付近でアイゼンを付けた。甚之助避難小屋くらいまで雪は固く、アイゼンがよく効いて登りやすい。その先は、強烈な陽射しで雪は緩んできた。
  • 標高2600m付近、御前峰から南西に派生するゆるやかな尾根に達したところで、南西側から雪上を吹きあげてくる冷たい強風にたまらずカッパの上着と防寒テムレスをつける。登って体を動かしているのに、テムレスをつけた指先が少し冷たく感じるほどであった。
  • 山頂も風は強い。ただ、岩陰に隠れることで風はしのげた。御前峰の東側から室堂にかけて雪が消えているせいか、御前峰の東側は寒くないような気がした。強烈な陽射しで岩が暖められていて、腰を下ろすと気持ちがよい。
  • 御前峰の西側から取り付くルートは、山頂直下でほぼ雪が切れていて、今シーズンはそろそろ立ち入りを控えるべき状況。地表を氷が覆っている箇所もあって、アイゼンがよく効く。これから融雪が一気に進むだろうから、地表を覆う植物や土壌の踏み荒らしなどを考えると、今後は踏み入れてはならない状況だった。
  • 午後になると、さらに雪が緩んでくるが、一日を通じて標高1600mくらいから上ではアイゼンは有効だった。山頂直下から上と、山頂から黒ボコ岩までの下りでは、アイゼンをはずして歩行した。
下山時にひざが痛くなることもなく、会心の登山になった(本当は、道がしっかりしていて雪の状態がとてもよかっただけ)。まだこれだけ歩ける体力が、自分に残っていたことが嬉しい。帰路は、ごみを拾いながら下山した。下山後、別当出合でMさんにお会いした。
別当出合@6:35


甚之助避難小屋の上部から@8:36  赤兎山と大長山が並んでいて、その奥には経ヶ岳が頭を出している

観光新道の向こうには越前甲と大日山が

トラバースルートを登ってくる登山者@9:05


御前峰西側直下の雪の状況(この先の季節には、もはや通行禁止ですね....)

釈迦岳方面

室堂を見下ろす

御前峰山頂


剣ヶ峰

大汝峰

小松・加賀方面

室堂のズーム

別山のズーム

甚之助避難小屋の屋根が破損している(屋根の下地材がむき出しになっている。雨でも降れば、室内はびしょ濡れではなかろうか?すでにご承知かと思いますが、石川県白山自然保護センターには、お知らせいたしました。 後日追記:環境省で2019年度中に修繕を行う計画だそうです。)
甚之助避難小屋の屋根破壊画像.jpg
22:32 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0) | 石川県から登る山