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2018/06/10

白鳥山 1286.9m 中腹の山姥ノ洞を訪ねる (新潟県糸魚川市)

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白鳥山 1286.9m 中腹の山姥ノ洞 (新潟県糸魚川市)
2018年5月27日(日) 晴れ
能で有名な山姥ノ洞を見学し、上路(あげろ)集落を歩く
参加者:Y, S

出発6:00-坂田峠7:40~8:00-山姥道入口8:50-山姥ノ洞9:35~10:30-山姥道入口11:00-坂田峠11:42~12:00-上路集落調査-帰着14:40

山姥ノ洞歩きの標高断面図

 能楽にお詳しい方にご一緒して、白鳥山の山姥ノ洞を見学してきた。今日は、白鳥山の山開きの日。早めについたので、駐車場所に車を止めることができた。地元の方にご挨拶して歩き出す。山姥道入口登山口に向かう林道は、途中で崩落しているので十分に気を付けて、と教えて下さった。「無理な場合は、引き返します」とお話して、林道をゆっくり歩いていく。
 途中、林道に雪がまだ残っている箇所や、沢からの水の流れが道路を越流している箇所を歩いていく。榀谷の上部あたりの急斜面で、林道が大崩落している。山側の木々を長さ100mくらいにわたって切り開いてあって、林道を付け替える段取りが進んでいるかのように見えた。ここの土質は、どうやら崩れやすいらしい。2名の方が追いついてこられて、巧みなルート取りで山側を巻いて崩落地を迂回されていかれる。その方のルートを真似して、ぎりぎりながら崩落地を迂回することができた。
 山姥ノ洞窟は、山姥道登山口から45分の登り(ゆっくり・ゆったり楽しんで登った)。とても興味深い大岩で、眺めも良くてゆっくり過ごさせてもらった。帰路には、上路の集落を歩いて十二社や山姥神社などを訪ねた。この集落にとって、白鳥山は重要な水源地であると同時に、恐ろしい土石流をもたらす存在ではなかろうか。砂防ダムと掘り下げた川によって安全を担保しようとされておられるご苦労を感じた。山姥伝説の上路から登る白鳥山は、とても興味深い印象的な山であった。

山姥ノ洞歩きのGPS軌跡(地図の「栂道新道」という表記の「新道」の西が崩落迂回箇所)

崩落地を巻く刈り払い(坂田峠方向を見る・帰路撮影)

崩落地(林道の道幅いっぱいごっそりと崩落している・山姥道入口方向を眺める)

山姥道入口の案内図(山姥洞まで20分とあるが、健脚なコースタイム。登山経験者でない方とゆっくり歩いて45分であった)

下山後、上路集落の十二社を訪ねる


山姥神社


山姥の里/上路(上路とは、親不知・子不知を迂回する山道という意味だそうだ。京から善光寺参りのために信州に向かう道なのだそうだ)

21:57 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0) | 新潟県から登る山