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2019/01/01

防寒テムレスは、濡れるとやはり乾きにくい

Tweet ThisSend to Facebook | by 山歩き愛好者
 2018年12月31日に、医王山(石川県金沢市)でのワカンハイクに「防寒テムレス」(テムレスの内側に保温内張りが接着されている)を使ってみた。里山のワカンハイクでは、ちょっと暑いときもある。ワカンのつけ外しなど、湿雪に触れるときの防水性能は優れている。ただ、一日の行動の終わりとなる午後には、どうしても手袋の中が湿ってくる。
 防寒テムレスをつけていて行動中に冷たさを感じることは一切なかったが、帰宅後に冷えた状態の防寒テムレスの内側を触れてみると、保温内張りはしっかり水分を含んでいて、もはや手をつっこむ気にはならない。エアコンの風があたる場所につるしておいたが、この構造で濡れてしまうと、やはり乾きにくい。
  • 乾燥した防寒テムレスは、はめた瞬間から暖かくて気持ちよい。
  • 防寒テムレスは、もう少し寒い山で使うのに向いているかも。
  • ただ、もっと寒い山では不安がある(指先の保温内張りに欠けている部分がある)。
  • はめていて行動中に濡れを感じることはないので、防水透湿手袋として、値段を込みで考えると、優れている。
  • 保温内張り付きの防寒テムレスは、便利。ただ、濡れを乾かす場面を考えると、内張りなしの通常タイプのテムレスにモンベルのシャミースなどの薄いフリース手袋をはめるのが正解だ。
  • テムレス+シャミース手袋と新品おろしたての防寒テムレスでは、防寒テムレスのほうが少し暖かい感じがする。ゲレンデスキーには、防寒テムレスが向いているのではないでしょうか。
 ワカンハイクにテムレスは必須装備として持参するが、防寒テムレスは、山歩きよりも作業向きの手袋だと感じた。まあ、元々が作業用なので当然ですが、便利なものには違いない。ショーワグローブさん、良い製品を作ってくれてありがとう。雨か雪かはっきりしないような天候のときにも、重宝しそうです。

※その後、新品おろしたて、ではない1回使った防寒テムレスは、暖かさが控えめになったような気がする。内張りのボアがつぶれてしまったのでしょう。これはこれでちょうど良いかも。

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