鍬崎山 2089.7m
2015年9月20日(日) 晴れのち霧・小雨
参加者:単独
出発5:35-立山山麓スキー場6:45から7:00-ゴンドラ山頂乗り場7:10-瀬戸蔵山7:40-大品山8:15-鍬崎山10:45~11:30-大品山13:20-瀬戸蔵山13:55-ゴンドラ山頂乗り場14:20~14:30-立山山麓スキー場14:40-入浴-途中で仮眠-帰着18:40
日の出: 5:36 日の入り: 17:54 GPS軌跡ファイル:
鍬崎山GPS軌跡2015_9_20.gpx※右側が、カシミール3Dで「標高値の書き換え」を行った結果(GPSトラックデータを山旅倶楽部の地図の標高値に自動的に書き換えしてくれる)。累積標高がより正確になる。ただ、この「累積標高」の定義が気になる。GPSトラックデータで隣接する2点間の標高差を求め、その累和を求めているのだと思うが、その値は登山者が期待する累積標高にはなっていない気がする。
一か月ぶりの山。ゴンドラ山頂駅(1220m)から鍬崎山山頂(2089.7m・2等三角点)まで標高差1000mを切るくらいだから、久しぶりの山でも大丈夫、と思ったら、結構疲れを感じた。下りは足にきた。単純な標高差は1000mを切るが、カシミール3Dの表記での累積標高差が1400mあるので、そこは正直に運動不足の自分にこたえた模様。10:00ごろまでは晴れていたが、山頂についてしばらくたつと、すぐに雲が覆って視界がなくなった。薬師や北ノ俣岳、野口五郎岳などを眺めてみたかったなあ。降りてきてゴンドラ山頂駅に着いたら、小雨が降ってきた。
下山後、検索にヒットした白山フウロ山岳会のページを見ると、2015年5月23日に登った記録があった。鍬崎山の上部はそれなりに急な登りだが、残雪期も登れるのかと印象に残った。鍬崎山、GPSを持って残雪の頃にも登ってみたい。また、こんな記録もあった。http://www.ab.auone-net.jp/~kashi/2015/0510.html
大品山までは、冬にもスノーシュでの山行記録が見つかる。これは、冬も楽しみだ。
(自分への記録)ちなみに、2015年の春は、かなり残雪が多い年だった。冬の終わりにどかっと降って、3月には山の雪はたっぷりあった。その後、季節が進んだときに晴天が続き、日当たりのよい稜線の雪は速く溶けていった。5月初旬には、別山チブリ尾根の下部は珍しく雪で埋まっているのに、稜線では夏道が出ている箇所もあり(こっちは平年なみ)、カツラの大木などがある標高の低い林の中に雪が多く残る状況だった。その雪を利用して、普段は歩かない尾根を登ることができた(帰りは迷った)。白山でも、別当出合まで車が入れるようになった時期には、黒ボコ岩あたりの雪はかなり薄くなっていたのではないかと思う。
鍬崎山の地図-大品山から80mほど下ってから最後の登りになる。帰りは、それが登り返しになる。20分ほどの登りと思って登れば、つらくはない。下山路で、大品山から下や瀬戸倉山よりも下部でも少しアップダウンがあって、どろどろの急くだりとあいまって、予想よりも疲れた。
鍬崎山-標高の断面図:ひとつ前の記事の大日岳や、7月のチブリ尾根とほぼ同じスケールでグラフにしてある。チブリ尾根避難小屋往復は足にやさしく、鍬崎山は距離の割には累積標高差がある山で、大日岳は日帰りの山としては、自分にとってかなりきつい山だとわかる。大日岳は、時間が来ると道路のゲートがしまるし、降りてきて最後が急な下りなので、あせって飛ばそうにも飛ばすわけにはいかない。