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山行記録

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2020/01/02

医王山 白兀山 896m(石川県金沢市)初詣

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医王山 白兀山 896m(石川県金沢市)
2020年1月1日(水) 曇り時々雪のち雨
医王権現初詣

参加者:1名

医王の里10:20~10:33-西尾平避難小屋11:05-しがら首分岐11:35-覗休憩舎11:46~11:52-覗乗越11:57-稜線12:28-白兀山12:33-白兀山と蛇尾山の最低鞍部12:39-林道着地12:46ー林道しがら首12:58-西尾平避難小屋13:09-医王の里13:25
※登り 2時間 下り 55分間

日の出 7:05  日の入り 16:48   GPS軌跡ファイル:医王山GPS軌跡2010_1_1.gpx

医王山初詣 標高の断面図(医王の里から覗休憩舎を経て白兀山)

医王山初詣の歩いた軌跡(今回は緑色)

 今年は雪が少ない。谷峠のライブカメラを見ても、積雪9cmだとか。となると、夏道を忠実にたどる山歩きがふさわしい。年末年始に人様に迷惑をかけてもいけないので、確信をもって歩ける場所として毎年恒例の医王山初詣にやってきた(天候により歩き納めと自称したり、初詣と称したりするが、やっていることは毎年同じ)。医王の里まで車が入れたので、そこから歩き出す(西尾平まで入っている車もあった)。医王の里の積雪は3cmくらいか。医王山特有の溝状の登山道の底の泥濘をなんとか覆い隠す程度の雪ではある。医王の里から西尾平までの登山道は、倒木除去などの整備がされていた(感謝)。
 雪が少なくて白兀の手前で小枝が行く手を阻むだろうから、西尾平からは遊歩道(作業道)を歩いて覗休憩舎を目指す。積雪は10cmくらいか。西尾平から10分も歩くと踏み跡も絶え、新しい踏み跡を残しつつ歩いていく。雪の降りが本格的になってきたが、まだまだ歩ける。稜線は風が強いことも予想されるので、今のうちにと少し食べながら歩いていく。この道は、風もなくとても静かだ。
 覗休憩舎はすっかり冬囲いがしてあって、踏み跡も皆無で訪れる人もいない。非常時に避難できる入り口があるのか見てみたら、囲いを上にあげられそうな作りの箇所もあるが、囲いの板が重くて私の力では動きそうもない。覗休憩舎は、冬の非常時の避難場所にはならないようだ。一時は激しかった雪もやみ、雪は長続きしないようだ。覗乗越からは、快適に白兀を目指す。標高830mを過ぎたあたりからか、道がなだらかになって稜線に近づいてきた箇所から先では、背丈ほどのクマザサに雪がべったり付いて登山道をどさっと長さ数mにわたってふさいでいる。ストックを握る手を前に突き出して、藪漕ぎならぬ雪漕ぎで突破していく。クマザサについているのは湿った北陸の雪なので、雪まみれでアウターの表面はぐしょ濡れ。ごつい冬のアウターを着込んできて良かった(暑いかもしれないと思って、医王の里でいったんは夏の薄いカッパを着たが、それなりに風が冷たいので、やはり冬のアウターに変えて出発したのだ)。稜線に近づくにつれて風の音も強く感じる。
 稜線にでると、踏み跡に合流する。ここから山頂は間もなくだ。医王権現さまに初詣して、白兀と蛇尾山の間の最低鞍部からいつものように林道に降りて下山を始めた。林道歩きに飽きたところで、西尾平からは再び登山道に入り下山した。標高が低い辺りは雪が緩んでべちゃべちゃだ。車に着いて、表面がべっとり濡れたアウターを脱いで乗車したとたん、雨が降ってきた。この季節の雨は、登山者泣かせかもしれない。ともあれ、万全の体調で恒例の初詣を無事に満喫できて嬉しかった。
覗乗越からの登る道-少し行くと、登山道の上に兎の踏み跡がきれいに続いていて、それを辿ることになった

山頂の指導票

山頂の祠の積雪はこのくらい(一年前の同時期とは大違い)

山頂の木々

16:29 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0) | 石川県から登る山