新着情報

 
表示すべき新着情報はありません。

リンクリスト

.
 

ログイン

山行記録

山歩きなどの記録 >> 記事詳細

2022/03/13

西山 857m と951m峰・1062m峰(石川県白山市)

Tweet ThisSend to Facebook | by 山歩き愛好者
西山 857m と951m峰・1062m峰(石川県白山市)
2022年3月11日(金)晴れ
白山の眺望点を探す
参加者:1名
出発7:50-西山クロカンスキー場9:30~9:50-望岳苑10:03-西山山頂10:55~11:00-951m峰12:00-1030m平12:30~12:50-950m峰13:20-眺望点13:45~13:53-西山山頂14:13-西山クロカンスキー場14:35~14:45-帰着16:40
※登り 2時間40分 下り 1時間45分

日の出:6:11 日の入り:17:57   GPS軌跡ファイル:西山2022_3_11GPS軌跡.gpx

西山と周辺の峰々-歩いた軌跡の標高の断面図

西山と950m峰および1062m峰の手前の平を歩いた軌跡(今回は赤色・橙色は車で晩秋に下見した軌跡)

 西山周辺を残雪の頃に歩いて、白山の眺望点を探索したいと思っていた。石川県でも名だたる登山者のお一人であられる風露草ことNさんお勧めの白木峰(1317.4m)に、一度だけ谷峠から仲間と登ったことがあった。今は、それをもう一度登る元気がない。西山周辺でも、白木峰には及ばずとも、いくらかの白山の眺望点があるのではないかと思っていたのだ。西山から平谷ノ頭(950m峰)は記録があり、チャムラン山の会の山名標識もあるようだ。では、あまり記録がない951m峰はどうかと思ってやってきた。
 車は植物園の温室近くに停めて、登りは望岳苑から取り付いた。積雪は2.5mほどもありそうだ。できるだけ西山の山頂まで直登することを目指して、コンパスをセットする。標高が低いところでは雪はジャワジャワに溶けているが、ワカンなしでも何とかごぼらない(足が沈まない)。標高700mを超えたあたりでワカンをつけて登る。稜線に出ると風が強い。今日は4月下旬くらいの気温になるそうだが、稜線の雪はそれなりにしまっていて嬉しい。
 951m峰に取りつく。結構急な斜面で左は切れ落ちている箇所もあるので、雪の状況を見てコースを慎重に考える。登る方向右手(北側)は杉林で日陰になっていて、雪の状態は気温の割には安全に行動可能な状況だ。稜線の登りは楽しい。951m峰に近づくと、気持ちのよい稜線がどこまでも続いている。しかし.... 杉がしっかり茂っていて、眺望を遮っている。なるほど、こちらを目指す人がいないわけだ。でも、残雪の歩きは楽しい。ブナの疎林を歩いていく。951m峰には、登山計画書の10分遅れで到着。我ながらよい計画であった。エスケープルートとしては、12:30までに951m峰に到着しない場合は引き返すとしていた(これは、先輩登山者のN女史とK女史に教わった計画の立て方だ)。12:30までは、1062m峰を目指して歩くことにする。誰もいなくて静か。1030mの平に到着したところで12:30となった。ブナの林がしっかり茂っている。残雪の広い稜線で、気持ちよくどこまでも歩けそうだが、期待した眺望はブナに遮られて見えない。ブナ林や杉林・広葉樹林がなければ大展望だが、それは山々に失礼というもの。晩秋に車で林道を走った下見では、1080m峰まで行けば、眺望が開けていそうだが、そこまでの元気はない。何より予定の行動計画からは、大きく外れてしまう。1030mの平で昼食を摂って、時々木々が切れて見える眺望を楽しみながら下山した。標高870m地点には、平谷越しに白山と別山を望む眺望点があった。三ノ峰から銚子ケ峰、願教寺山まで見えて(西山山頂からも見える)、西山山頂よりも写真映えする。
 西山まで降りてくると、誰もいない。平日なので、それもそうだろう。少しだけ東に移動して、西山クロカンスキー場の向きにコンパスをセットして、20分くらいで直下降した。ああ、楽しかった。久しぶりで少し無理をしたのが反省点だが、地図・コンパス・GPSで狙ったコースを思い通りに歩くことができた。下山予定14:30も、ほぼ守ることができた。

※今回から、遭難対策保険を日本山岳救助機構(jRO)とココヘリの組み合わせに変更した。登山届は、自宅とコンパスに提出した。これからも、安全登山を続けて行こう。

18:00 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0) | 石川県から登る山