医王山 白兀山 896m(石川県金沢市)
2018年12月31日(月) 曇り時々雪
歩き納め・ワカンハイクシーズンの始まり
参加者:1名
見上峠10:45~11:00-医王の里11:28-西尾平避難小屋12:08~12:14-前山手前12:24~12:32わかん装着-13:10しがら首-白兀山13:46~13:58-ダオ山手前最低鞍部14:06-林道着地14:13-林道しがら首14:27-西尾平避難小屋14:43-医王の里15:00-見上峠15:17
今年のお正月は、あまり晴天が見込めそうもない。冬型の気圧配置ではあるが、等高線の間隔が疎になって風が少なく降水量も少ない31日に、意を決して医王山にやってきた。医王の里から登山道に入ると、道は能越幹線の鉄塔に向かう。50万V級送電線の能越幹線からは、ぶーんという振動音に加えて、ジージーと音がする。碍子が黒く汚れている箇所が目に付く。原子力発電所が稼働していないので、能越幹線は本来の能力をフルには発揮しておらず、保守レベルも低下しているのでは、と少し心配になる(素人がそんなことを心配するのは、失礼かもしれない)。雪はふかふかで歩きやすい。西尾平で暑くなってカッパを脱ぐ。
引き続き登山道を歩き、前山の手前から左手の林道に降りて、林道経由で覗を目指してラッセルを開始する。しがら首あたりまでラッセルしたが、この日は出発が遅いので、覗までは届かない気がする。あきらめてしがら首に戻り、白兀山を目指す。歩いていくと、頭の上から着雪が落ちてくるので、カッパのフードをかぶって登る。なんとか白兀山の山頂に着いた。
その後、白兀山と蛇尾山との間の最低鞍部から林道を目指して急降下。あとは、ひたすら林道を歩いて見上峠に戻ってきた。年末の慌ただしい時期ではあるが、ワカンハイクシーズンの口火を切ることができてよかった。白兀山頂周辺の雪景色は素晴らしかった。
医王山:見上峠から白兀山往復の標高断面図
医王山歩いたGPS軌跡(西尾平、前山、白兀山に向かうルートが今回)
山頂からの雪景色
山頂の雪の量はこのくらい
キゴ山がよく見える
真っ白な雪景色 - 風もなく寒さはあまり感じない
南砺市の一部の地区にだけ薄く光が射して見えた