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2018/07/23

別山・チブリ尾根避難小屋・標高約1915m (石川県白山市)

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別山・チブリ尾根避難小屋 標高約1915m (石川県白山市)
2018年7月22日(日) 晴れ
久しぶりにチブリ尾根を歩く
参加者:1名

出発5:30-永井旅館手前路肩6:55~7:05-市ノ瀬7:10-猿壁登山口7:37-下の水場(標高1150m付近)8:25-チブリ尾根避難小屋11:30~12:00-下の水場14:00~14:05-登山口14:35-市ノ瀬14:50~15:30-仮眠-帰着18:00
※石川県の標柱がある水飲場は、標高1280m付近
※登り4時間25分  下り3時間30分

日の出:4:51  日の入り:19:08   GPS軌跡ファイル:別山チブリ尾根GPS軌跡2018_7_22.gpx

チブリ尾根避難小屋往復の標高の断面図

 久しぶりに山を歩く機会を作ることができそうだ。毎日、本当に暑くてしんどい。毎日歩いてはいるが、標高を稼いで登る山歩きは久しぶりで、体はなまっている。安心して歩くことができて、人が多すぎることがなくて、日を遮る樹林帯もある山と考えていくと、チブリ尾根がぴったりだ。
 朝の市ノ瀬は、気温21度。車のエアコンを切って窓をあけると、寒さを感じるほど。市ノ瀬の駐車場がいっぱいとのことで、警備員さんの指示に従って、永井旅館の手前の路肩に駐車する。歩き出すと、すぐに暑くなってくる。チブリの登山道は、比較的手軽に来られる場所でありながら、立派な巨樹が林立する素晴らしい森の中の道だ。この登山道は、登りに使うのがよい。
 連日の灼熱の暑さもあってのことか、登山道は乾いている。下の水場(我々の仲間内での通称)にたどりつくまで、小さなものも含めると、3つくらい沢をまたぐが、水があったのはそのうち一か所だけ。下の水場は、やや少なめながら、冷たい水が流れている。冷たい水をたっぷりと楽しむ。一瞬、今日はこの水を味わったから、もう帰ろうかな?という悪魔のささやきが頭をかすめる(汗、びっしょり)。猿壁登山口からずっと樹林帯の中で、直射日光を浴びるのは木漏れ日程度。まだまだ歩けるだろうと言い聞かせながら歩いていく。下の水場の上や周囲には、水が多い時期には多くの流れがある。下の水場の水は、湧き水のように見えて、実は沢の表層水もかなり含まれているのではないかと思っていたが、水場の上の流れは水が少ない。下の水場は、ぶな林の森の谷筋から自然に染み出す水がかなりの程度を占めているのだと、改めてわかった。
 避難小屋では、足がつりそうになって、こんなことは初めてだ。水分を補給して、みそ汁もあわてて飲んだ。標高1600mくらいから上では、太陽にさらされる。炎天下での歩きは、今の自分には、やはりきついのだと悟った。芍薬甘草を切らしていて、常備薬の六君子湯にも甘草が入っているし、と思って代用した。下山して調べてみると、シャクヤクは入っていないし、甘草もわずかしか入っていないので、全く意味はなかった。芍薬甘草湯を準備しておこう。

チブリ尾根避難小屋往復のGPS軌跡(今回は、赤色の軌跡。青色の軌跡は、2012年8月5日の周回コース)

チブリ尾根の主(巨大カツラ)

下の水場@1150m(ここは,とっても好きな場所・チブリ尾根の聖地の一つかも)

ハクサンシャジンと一輪のアザミ

オオバギボウシだろうか?

カライトソウだろうか

シシウドだろうか

右手のほうに赤兎山と経ヶ岳が見えているのではないかな

23:17 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0) | 石川県から登る山