http://blog.livedoor.jp/hakusankamikake/archives/6137085.html より引用 白木峰1317.4m 好天が望める4月上旬の一日、二年ぶりに残雪期しか行けない白木峰へ行ってきた。 白峰の真西、2.5万図では無名の1317.4m三角点峰です。 国道157号福井・石川県境の谷トンネル石川県 側入り口(700m) に車を止め、午前6時、トンネル右側の小谷から杉林の尾根を登ります。 加越国境稜線の1230mの小ピークにあがればすなわち白山の眺望が得られる。それから先、稜線を北の方向へ右に白山を見ながら延々と登っては下り登っては下りの繰り返し。 国境稜線が西に折れ大日山へ向かう ところは地図で慎重に確認、 白山市と小松市の境を成している稜線をそのまま北に相変わらず登り下りしながら進みます。しまった雪の上に数日前の降った雪が腐って歩きにくく、スノーシューを装着。赤谷川右俣の小赤谷川源頭白木越の鞍部を過ぎて一登りすれば白木峰で、11時半着。 東の正面に白山連峰が迫力を持って南北に両翼を伸ばしてそびえ、 白山神駈道の全 コースがパノラマとなって見て取れ、手前の 赤兎・ 大長・取立の三山や経ヶ岳・荒島岳二山が白山の脇侍仏のようにも 見える。 返り見すれば西の正面に大日山越前甲、加賀甲がど~んと大手を 広げて白山連峰に対峙している。 帰りも登り下りのため往路と同じほどの時間がかかるが絶えず白山を目にしながら歩けて楽しい。谷トンネルの車のところに着いたのが 17時過ぎ。とりたてて危険なところはなくひたすら往復10時間歩き続けた山でした。 白木峰の東南東に赤谷川を挟んで西山(857m)があり、白山パノラマ公園となっているが白木峰の眺望はそれをはるかに凌駕(りょうが)、 天下随一のものである。 3月中旬から4月中旬までの1月間、白山の見える好天の日にのみの山ですが白山神駈道を歩きとおされるような方には是非一度行かれたらと強く薦めます。